9月4日(木)

今日は1日バイト。

 

帰ってからは、昨日のつづき、『キレイ〜神様と待ち合わせした女』を最後まで見た。

 

女性の生理現象をケガレ、キレイという人物で表現していた。

1幕が戦争中心で進んでいたが、2幕はケガレ、ミサという女性にスポットを当てたシーンが多く、大河ドラマ的な大きな流れと、小さい個人の比率が非常に巧妙だった。

 

特に女性の生理現象を前面に出したことによって、その小さい個人の中で起こる生理現象が宇宙的な広さを持つものにも思える。

ケガレの連れ合いが宇宙に旅立ったことからも、小宇宙的なものから実際の宇宙の世界にまで昇華されている作品だと感じた。

 

ミュージカルとしては歌が少なく、音楽の力を感じるような展開はなかったが、ここぞという盛り上がりでうまく音楽を入れており、簡易な音楽劇としてみると楽しめると感じる。